カナダ国籍を取得している移民者の数、2番目に多い国がちょっと予想外だった。

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ちょっと前に、カナダの学校教育事情についての記事にてカナダは多国籍なモザイク国家だ〜っていう言葉を出したので、今回はそのテーマで書こうと思います。移民者の国別割合を調べていたら結構面白かったのでどうぞ。

気になる第2位

先に言うと、香港です。なんかタイトルごめんなさい。国というか、もはや地域です。以下は2011年度のグラフなんですが、カナダ国籍を取得している移民者の数が分かります(拡大できないですよね…時間あるときに ColorBox でも入れようと思います)。

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多い国(地域)から順に

  1. アメリカ 106万人
  2. 香港 30万人
  3. イギリス 7万3千人
  4. オーストラリア 2万7千人

といったところで。全体で280万人いる内のなんと30万人が香港から移住された方々でした。日本からは1万人ちょっとです。多分現在はどこの国も、当時より増えていると思います。で、なんで香港なんだろうと思って調べてみたら、次のような理由でした。

香港返還

これでした。1997年の香港返還前に一気に移住したんですね。バンクーバー国際空港の近くにリッチモンドという街があるのですが、今では住んでいる人の大半が中国から移住された方々です。

移住する理由

なぜカナダ(というかバンクーバー)だったのか。資産分散が主な目的です。投資移民プログラム(現在は廃止されています)というものを使って移民権を取得し、中国で所有していた資産を分散していました。その、投資移民プログラムですが、下記が永住権を取得するための条件です。

カナダ以外の国で事業経営、自営業、企業管理職または専門職 (= 医師、弁護士、税理士等 Professional として実績を持ち、160 万カナダドル相当以上の純資産 (= 預金、不動産、年金積立等) を保有、一定額 (= Cdn$800,000 または CAD$180,000.-) を連邦政府認可の投資プログラムに 5 年間投資することにより優先的に永住権が発給されます。
- TCPM Japanより参照

こんな感じです、割とハードルが低い。他の国にも同様のプログラムがあるのですが、どこも高いです。言ってしまえば、金額が安ければ別にカナダじゃなくてもよかったということになります。投資移民プログラムが廃止されたのは、以前から「カネで永住権を買うシステムが国を良くするとは思えない」とカナダ国民から批判が出ていた、というのが一番大きな理由です。そして、時代に合ったシステムに移行していく、といった流れで、最近話題のスタートアップビザプログラム(詳しくはコチラ)が試行運転段階(5年間)ですが生まれました(厳密にいえば投資移民プログラム廃止前に生まれました)。

おまけ

小ネタですが、バンクーバーは別名「ホンクーバー」と呼ばれています。もちろん香港のもじりです。

宣伝

靖国神社で毎年行われている「みたま祭り」を楽しんでいる人達と楽しんでいない人達が見れる!というなんとまあアレなサイトを作ったので興味ある方は是非。

Twitter de みたま

Twitter Widget 2つぶっ込んだだけの超簡単なサイトですが、割と楽しんで見てます。スマホから見やすくしています。

参考にしました

カナダ移民申請

カナダの投資移民プログラム中止の影響とは

カナダ投資移民

カナダ政府、投資移民と起業移民プログラムの廃止を発表